家族と会話が続かない          家族とコミュニケーションを取る方法って?

日々のコミュニケーションを大切に!

家族が不仲ではないけど、家族と会話が続かない……近年そんな家庭が多くなっています。

スマートフォンによるSNSの普及に伴い、家族と顔を見ながら会話をする機会の減少が原因です。スマートフォンに気を取られ、いつの間にかなくなった家族とのコミュニケーションは、いったいどのように改善したらよいのでしょうか。

今回は家族と会話をして、コミュニケーションを取る方法について解説します。

 

会話が続かない原因

そもそも会話が続かない原因は、家族でいる時間にスマートフォンをいじる時間が増えていることにあります。夫婦だけではなく、子どもが大きくなると連絡ツールとしてスマートフォンを持たせるようになります。

家族以外とスマートフォンを使用して、友達や見知らぬ人とSNSやメールなどでコミュニケーションを取るのです。会話のない閉鎖的なコミュニケーションを取り続けることで、子どもは直接話さなくても深いコミュニケーションが図れるものと勘違いします。

近年の家庭の多くは共働きが多く、子どもと向き合う時間も減少の一途を辿っています。子どものコミュニケーションの誤りに気付かず、そのまま直接的な会話をしなくなっていきます。その結果、「コミュニケーションレス」の家庭が生まれるのです。

直接的なコミュニケーションを取る方法が分からず育った子どもは、社会性が身につきにくい傾向があります。相手の表情を読み解く力が弱くなり、いわゆる人見知りする子どもに育ちます。

 

家族間の会話不足で起こるデメリット

家族の中で会話が減ると、今子どもに起こっている問題に気付きにくくなります。「子どもが何を考えているのか分からない」と感じる親も今では珍しくありません。共働きによる家族も増えたことで、会話やコミュニケーションそのものを取る時間がほとんどなくなっているのです。

現在では小学生でもSNSを使用します。SNSで起こる事件や事故も、現在では当たり前のように起こり続けています。その多くは子どもによるSNSの誤った使用方法によることが少なくありません。個人情報がネット上に漏洩していたり、大きな事故に巻き込まれたりするのも、スマートフォンの普及とともに多くなりました。

家族で会話をしないと、このような事件や事故を未然に防ぎにくくなります。なぜなら子ども自身が親に相談するといったコミュニケーションを取ろうとしないからです。会話によって子どもの身に起こるトラブルを「相談」という形で受けることができます。

 

方法① まずは3分話を聞く

会話をするための3分間コーチという方法もあるほど、短い時間でいかにコミュニケーションが取れるかが大切になります。ほんの少しの短い時間だけ、立ち話程度から少しずつ家族の会話を増やしていく方法です。

例えば洗濯や料理をしているとき、相手の会話に耳を澄ましてみてください。このとき相手の言葉を聞き流すのではなく、しっかり聞くことが大切です。自分の話を聞いてもらうことに重点を置くのではなく、相手の話を聞くことに意識を向けましょう。

家族の会話が減少する理由の一つには「親が子どもの話を忙しいという理由で聞かない」といったものもあります。毎日の習慣として家族との会話をどこかに取り入れましょう。すでに会話がなくなっている方は、家族に話題を振ってみてください。

「はい」や「いいえ」で済む話ではなく、「学校で最近何が流行っているの?」といった具体的な内容を聞き、相手の反応をしっかり確認してください。

「調子はどう?」や「最近学校うまくいっているの?」という会話は「普通」や「別に」で返されることもあります。

最初のうちは会話を続けることがたいへんですが、諦めずに継続することで自然と家族のほうから話しかけてくるようになるはずです。

 

方法② 食卓を利用する

家族が集まる食卓は、会話の絶好のチャンスです。食事中の人の多くは無防備な状態になると言われています。心理学でも「ランチョン・テクニック」と呼ばれるこの方法は、政治的な交渉でも利用されています。一緒に食卓を囲むと人の心理は、心の許した仲間だと認識します。食卓を囲んだ家族の会話は開放的な心で受け入れるため記憶にも残りやすいとされています。食事は忙しい人であっても必ず行います。

家族と食事の時間もばらばらになってしまっている方は、まずは休日の食事を共に過ごすように心がけましょう。また、普段食事を一緒に取らない場合、子どもの食事風景の確認もできます。スマートフォンを片手間に食事しているなら、人としてマナー違反だということを伝える機会にもなります。

 

まとめ

家族の会話が減ってしまう原因には、夫婦の共働きが増えたことやスマートフォンの普及が挙げられます。家族との会話がなくなると、子どもも社会性が身につかなくなります。子どもが将来しっかり自立できるように、家族はコミュニケーションを取る方法を教えなければなりません。

家族との会話を取り戻すためには、忙しい日常のなかに3分間程度の短い会話を取り入れる方法が効果的です。それでも会話が続かず、コミュニケーションレスが続く場合は相談が必要です。東京で家族問題をサポートしている「夫婦問題相談室 フォルテ」では、家族間で起こるコミュニケーションレスの相談も受け付けています。家族との会話がなく、家庭がさみしく感じている方はご相談ください。

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